CVS の用語の「プロジェクト」というのは、ディレクトリと同じです。
例えば今作業をしているディレクトリのファイルを
aaa/bbb/cccという名前のプロジェクトで登録すると、
$CVSROOT/aaa/bbb/cccという形でレポジトリが作られます。
今、作業してるディレクトリに
hogehoge.cc hogehoge.h herohero.cc herohero.hというファイルがあったとして、これらを $CVSROOT の下の aaa/bbb/ccc というディレクトリの下に新たに登録しようとすると、
cvs import aaa/bbb/ccc kaneta startkaneta はベーンダータグ(省略不可)、 start はリリースタグ(省略不可)として CVS に登録されます。 省略不可にも関わらず、この二つのタグは普通は使わないものらしいので、適当でいいらしいです。
CVSの機能を使うためには、まずレポジトリに格納しているものを自分の場所にチェックアウトしなければなりません。 今いるディレクトリに、レポジトリにあるものをチェックアウトするには、
cvs checkout [プロジェクト名]という文法になっています。 上で述べたように、プロジェクト名は、$CVSROOTの下のディレクトリ構造と同じです。
今、~/bokeboke/ というディレクトリにいるとして、この場所に
$CVSROOT/aaa/bbb/cccと納められているものを、チェックアウトするには、
cvs checkout aaa/bbb/cccというコマンドになります。 そうすると、
~/bokeboke/aaa/bbb/cccという用に、ディレクトリ構造がチェックアウトされてきて、aaa/bbb/ccc の下にあったファイルもチェックアウトされます。
チェックアウトされたディレクトリには CVS というディレクトリが存在します。 このディレクトリには、いつ誰がどのバージョンのファイルをCVSレポジトリからチェックアウトされたか、情報が書いてあるので消しちゃだめです。
今居る場所の下に aaaa というディレクトリを作った場合
cvs add aaaa cvs update
今居る場所で nantara.cc というファイルを作った場合
cvs add nantara.cc cvs commit -m "addition a file as a test" nantara.cc