物理学実験I

物理学科の学部2年生後期にある必修の授業が「物理学実験I」です。 この実験は二週間で一課題全体で七課題あり、実験を行っていく上で必要な基礎的な技術・知識を身につけることを目的としています。 私が担当しているのは、「LCR共振回路、オペアンプと論理回路」という測定技術に関する基礎の課題です。

1年時の自然科学総合実験が毎週レポートを書かなければならない事に比べると、二週間に一回のレポートとなるので楽になっているはずです。 ですが、内容も一年時よりは高度になっているので気を抜くと大変でしょう。

なお、実験に関する授業アンケートを見ると、「理論の研究室に行くので実験は必要ない」という意見が毎年の様にありますが、そういう人は理論に行ってもものになりません。 これは実験屋としての立場としての考えだけでなく、理論の研究室の教員も同じ事を言っています。

物理は、自然現象を理解し記述したいという知的好奇心に基づいて発展しています。 どんなに美しい数式や、矛盾のない論理を組み立てても実験事実を再現しないものは物理ではありません。 高校までの授業で殆ど授業をやってこなかったことや、大学でも学生実験を行うまでは教科書を読んで勉強することが中心となることから、物理は誰かが考えた理論を勉強することだと勘違いする人がいますが間違いです。


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Last-modified: 2009-04-29 (水) 01:33:59 (3149d)