#ref(http://lambda.phys.tohoku.ac.jp/~kaneta/img/kaneta_masashi.jpg,right,around);

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|生年月日| 1971年11月5日 |
|本籍    | 広島県世羅郡  |

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* 学歴 [#u5435005]

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| 1994年3月 | 広島大学 教育学部 教科教育学科 理科教育学専修(物理) 卒業 | 学士(教育学) |
| 1996年3月 | 広島大学 大学院理学研究科 博士課程(前期) 修了 | 修士(理学)|
| 1999年3月 | 広島大学 大学院理学研究科 博士課程(後期) 学位所得の上卒業 | 博士(理学)|

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* 職歴 [#p54ae37f]

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|1999年8月 → 1999年10月|高エネルギー加速器研究機構 (KEK)&br;協力研究員|
|1999年11月 → 2002年10月|アメリカ合衆国 カリフォルニア州 バークレイ&br; ローレンス・バークレイ国立研究所&br; Postdoctral fellow physicist|
|2002年11月 → 2005年2月 |アメリカ合衆国 ニューヨーク州 アプトン&br;ブルックヘブン国立研究所 理研BNL研究センター&br; Research Associate|
|2005年2月 → 2007年3月 | 東北大学大学院理学研究科 助手|
|2007年4月 → 現在 | 東北大学大学院理学研究科 助教 (学校教育法の一部改正に伴う職名変更)|

* 研究歴 [#h718f245]
- CERN SPS での NA44実験
-- 欧州合同素粒子原子核研究所 (CERN) のスーパー陽子シンクロトロン (SPS) で加速した重イオンビームを使い、クォーク・グルーオン・プラズマの生成研究を行う国際共同実験 NA44 に修士の1年から参加しました。
当時のNA44の参加グループは、アメリカ(コロンビア大、オハイオ大、ロス・アラモス国立研究所、テキサス農工大)、オーストリア(ウィーン工科大)、デンマーク(ニールス・ボーア研究所)、スウェーデン(ルント大)、フランス(ナント大)で、日本人は広島大からだけ。
いきなり、異なった文化・背景を持つ人たちと、英語でコミュニケートして研究をするという大変だけど、非常に実りのある環境におかれました。
共通語は英語になるわけですが、英語が得意ではなかったので苦労しました。
この時の経験が自分の研究者としての基礎となっています。
- BNL RHIC での PHENIX実験
-- 大学院生当時、所属していたハドロン物理学研究室ではアメリカのブルックヘブン国立研究所(BNL)での衝突型重イオン加速器 (RHIC) を用いた実験の一つPHENIXの準備をしていました。
広大が担当するビーム・ビーム・カウンター (BBC)と呼ばれる検出器の開発に携わりました。
KEKの協力研究員となってからは、筑波大が開発した飛行時間測定装置のインストールに関わりました。
なお、PHENIXに参加してる日本グループは、広島大、KEK、筑波大、東大、京大、長崎総合科学大、理研、東工大、早稲田大で、NA44に比べれば日本人数は多いですが、400人以上からなるコラボレーションなので、いろいろな国や地域の人が来ていることにはかわりありません。
- BNL RHIC での STAR実験
-- ローレンスバークレイ国立研究所 (LBNL) の相対論的イオン衝突(RNC)グループのポスドクに雇用されたことに伴い、PHENIX実験からSTAR実験に移動。
大きな実験は個人ではなく研究グループごとに参加しているので、違うグループに移動すると違う実験に参加することになります。
日本の大学・研究所がPHENIXに参加しているので、STARには個人として日本人がいるだけで、自分がいたときに直接会ったことがあるのは、自分以外に二人だけでした。
バークレイのポスドク時代に、ようやく英語でコミュニケートするのにストレスを感じなくなりました。
- JLab Hall C での E01-011 (HKS)実験
- 東北大核理研での NKS2実験

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