BNL-AGSで共同実験に参加するには・・・

2001.6.11 MS,  7.09 H.T,  revised on 9.09 H.T

 

    宿の取り方

・宿の情報と予約は、

    http://www.bnl.gov/ に行き、

    上端にある項目の中で、User Information をクリックし、

    Registrationの中のHousing formをクリック。

    するとできる。

・なお、E930に来る人は、予定が決まったら田村にメールをください。田村が予約し、返事を転送します。個人で予約した場合も日程を教えてください。

 

 

 

    登録とトレーニング

ここ数年でかなり変わっています。以下を参考にしてください。

 

A  初めて登録する人

 

A1.来所前にGuest registration formを提出する。

    http://www.bnl.gov/ に行き、

    上端にある項目の中で、User Information をクリックし、

    Registrationの中の Guest Registrationをクリック。

    ここにオンラインで記入する。

最初のページのhome addressは自宅住所、そのあとのページに所属(大学)住所の欄がある。枠の中の文字数が多すぎると受け付けないので、住所は2つの枠を利用し、所属も略語(Univ., Dept.)をつかって短めにいれる。E930等のMedium Energy実験の場合は、

Purpose: Experiment  

Department to be visited: Physics

Facilities: C-A fixed targetAGSのこと)

BNL host: Morgan May

となる。最終学歴年、専門(Physics)なども必要。わからないところは空欄でもよい(RHIC & AGS Users Centerで質問される。) Visaは、3か月以内のビザなしで入国する人は、WB(waiver business)にする。実際に

なおこれを提出せずに直接BNLへ来てRHIC & AGS Users Centerへ行くと、文句をいわれ、その場で記入させられる。

 

A2 来所日が決まったら、visitor notification formを提出することになっている。

    http://www.bnl.gov/ -> User Information ->  Registrationの中の On-line visitor notification formに記入する。

このページはBNL所内から入れないので、BNLにいる人に来所予定を話して頼む。

(実はこれはやらなくても文句は言われない。おそらく、IDカードのない人がラボのゲートにきたとき、このnotification formの記録を照合して通すものと思われる。カードのある人と一緒にゲートを入るなら不要かも?)。

 

A3RHIC & AGS Users Centerでの手続き

BNLに来たら、ますPhysicsの西向かいのRHIC&AGS Users CenterBldg.355A)に行く。

・パスポート(Jalbで登録している人はJlabのカードも)を出す。

・承諾書や連絡先カードに記入、サインする。

・学生に対しては、保険について聞かれる。通常の海外旅行保険では、実験中の怪我がカバーされるかどうか怪しいので、BNLで薦める保険(一か月単位らしいので、短期の人には高くつく)に入るとよい。なおこの保険料金は、Morgan Mayに相談するとMedium Energyに払ってもらえることがある。ビザなしで来る場合、WT(観光)で入国すると保険に入れないので注意。WB(商用)で入国すること。

・安全のビデオ(30分)を見る(つい最近始まった)。

    Cyber Security (ネットワークの安全な使い方)のトレーニング(15分くらい)を端末から行う。辞書使用可。

IDカードを作るための写真をとる。カードはあとでもらいに行く。

Life Numberの入ったRHIC & AGS Guest Orientation Formをもらうので、これを持ってA4.へ。

 

A4.トレーニング

Radiation Worker 1 (RWT002) Trainingは、初めての人は講習がある。登録時に、Users Centerで講習の予約をしてくれる(C2参照)。(RHIC & AGS Guest Orientation Formに書かれている。)

AGSの建物(Bldg.911)の一階東角の部屋(128)へ行き、Guest Orientation Formとパスポートを出す。C-A Fixed Target User Trainingの講習の日時を言われ、テキストを渡されるので、それまでに読んでおく。テキストはwebで手に入る(C参照)ので前もって読んでおく方がよい。出やすい問題、紛らわしい問題については、経験者に聞くとよい。なお、初めて登録する人でも昔は試験のみ(challenge exam)という選択もあったが、今は必ず講習になっている。

    それぞれ講習のあと試験があり、8割できないと再試験または追加講習となる。辞書使用可。

JlabRadiation Worker 1の資格をとっている人は、C-A Fixed Target User Trainingのみ必要。

    両方パスすると、TLD badgeがもらえる。

    講習の日程が遅い場合は、申し出れば、エスコートつきで中に入ってよい赤色のbadge (escort badge) をもらい、作業を開始することができる。この場合はエスコートする人が一緒に911-128号室に行って書類にサインする必要がある。講習・試験の終了後、正規のbadgeに取り替える。

    一週間以内の短期間の滞在で実質的な作業をしない人(見学者)も、相談すれば、講習なしでエスコートバッジをもらえることがある。

・最後に、RHIC & AGS GEST ORIENTAION FORMを、RHIS & AGS Users Center911-128に返却する。

 

 

B 過去に登録をしたことがある(Life Number/ Guest Numberを持っている)人

 

B1IDカードのEXP. DATE をチェックする。

再トレーニングが必要かを調べる。 http://training.bnl.gov/ のSearch by Individual to Find Complete Training History で調べることができる。)

         CA Fixed Target Users Training は1年で更新。

         RWT002 は2年毎に更新。

         Cyber Security(最近義務付けられた)は最初の一回だけ。

 

B2IDカードがexpireしていたら、RHIC & AGS Users Center (Bldg.355A) へ行き、A3と同様の手続きをする。なお、コンピュータでチェックした上でその人に合ったRHIC & AGS GEST ORIENTAION FORM が作成されるので、その指示に従って TRAINING を進める。

    Cyber SecurityRWT002 Bldg.355A のコンピュータで受けることができる。

    CA Fixed Target Users TrainingBldg.911 -128号室でchallenge exam. を受ける。

 

B3IDカードはOKでトレーニングのみexpireしている場合、RHIC & AGS Users’ Centerに行かずにTLD badgeをもらう部屋(Bldg.911-128号室)に行って必要なchallenge examを受ければよい。なおCyber Securityをやったことがない人はこれもウェブで受けておく必要がある (C.参照)。(Users’ Centerに行くと、必ず受けさせられる。)

 

 

C  Training に関する情報

 

C1Cyber Securityをウェブで受ける方法 

    http://www.bnl.gov/ の上端にある項目の中で、User Information をクリック。

    さらに右側にある項目の中で、Training をクリック。

    Web Courses をクリック。

    一番上の Courses Required for all Staff の中のCyber Security Training をクリックしTrainingに入る。

    15分くらい。最後に試験はない。

 

C2Radiation Worker 1 (RWT002)

    TrainingのページのCourse Schedule で、RWT002 のスケジュールが確認できる。講習+Exam. は隔週火曜日の9:0016:00

    Trainingに戻り、Study Guides  に行き、 Radiation Workerに行くとRWT002のテキストがゲットできる。

    初めての人は、講習+Exam。二度目以降の人は、端末でchallenge examを受ける。

 

C3C-A Fixed Target Users Training

    はじめての人は、まず日本語のブリーフィングを読んで全体の様子をつかむとよい。

 http://www.agsrhichome.bnl.gov/AGS/Accel/SND/training.html の中のBriefing(Japanese)

を読む。

    次に、同じページの中のUsers Training for Fixed Target Areas (AGS) へ行き、Fixed Target Users Training Guide でテキストをゲットできるので、これを読んでおく。

    C-A Fixed Target Users Training の講習のスケジュールは、128号室の前に掲示してある。それ以外にも、すぐにやって欲しいといえば、講師の都合と受講希望者の人数に応じて、不定期に講習をやってもらえる。

    初めての人は、講習+Exam2-3時間)。2度目以降の人は、challenge exam のみでもOKexamは、昔のRW-1 と同じ形式で、50問のマークシート(ウェブにはなっていません)。

 

 

 

    有用なウェブページ

 

http://www.bnl.gov/usercenter/

ここからは、Registration, Housing, Visitor Form がウェブでどこからでも直ちに済ませることができる。

 

http://www.server.c-ad.bnl.gov/esfd/

RHICAGSExperimental Support & Facility Divisionのページ。AGSの運転状況、ビームタイムスケジュール、実験室のレイアウトと実験の紹介、関係スタッフや共同実験者の情報など。ここでRHIC&AGS Users Groupをクリックすると、あらゆる有用なページがリンクされている。