ハワイで結婚式をする場合、あらかじめ日本で婚姻届を出してしまうと、ハワイ州の法律に従った結婚は出来ません。 日本人同士の場合、ハワイで結婚式を法律に則って挙げても、日本の法律上は結婚したことになりません。 唯一(?)違うのは、外国の法律に則って結婚をしてその結婚証明書を婚姻届の提出の際に一緒に出すと、戸籍に「○○国の方式により婚姻」と記載されることです。
ハワイ州では結婚証明を発行してくれるのは、ハワイ州保険省(Departmet of Health (= DOH)) 詳しい情報は、
Hawai State Depatment of Health のページ (当たり前だけど英語です)2005年9月現在、DOHのトップページの左下側に Popular Links という項目があってそこに、 Getting a Marriage license というリンクがあるのでその先に詳しいことが書いてあります。 以下はそのページの内容の要約(これを読んで実際と違っていても責任を持てませんので、直接自分で英文を読んでください)。
結婚証明書について
ハワイは美しい場所であり、ここでの結婚は新たな人生の門出を向かえるお二人にとって理想的な方法でしょう。 あなた方は島々への訪問者であり、一年を通して暖かであり太陽に恵まれた気候に見せられているでしょう。 あるいは、あなたが故郷と呼ぶ場所での最も大切な瞬間をお祝いすることを望んでいるハワイに住んでいる方でしょう。 どなたであっても、私たちはあなた達を歓迎します、そして私たちはあなたの結婚の日を可能な限り不安から自由にできます。 アロハ、そしてご多幸をお祈りします。
ハワイ州で法律に従って結婚する人に対して、その目的に対する許可書は公認された代理人から入手されなければなりません (HRS 572-1.7.)。 一旦結婚許可書が発行されると、すぐに結婚することが可能です。
結婚許可書と結婚証明書は同一の物ではありません。 結婚許可書は、結婚を行うことを許可するものです。 結婚証明書は、法律に則った結婚式が行われたことを示すものです。
保健省から許可を受けている結婚の式を行う人によって、結婚証明書は準備され記入されなければなりません。 新たに結婚されたお二人には、結婚許可書の申請手数料が支払われれば、追加費用なしに一通の証明書のコピーが(60〜120日以内に郵便で)届きます。 もしこれよりも早く結婚証明書が必要な場合には、一通もしくはそれ以上の追加の証明書のコピーを申請することができます。
- どうやって追加の結婚許可書を申請するか
結婚式を執り行う人 (Marriage performers) は、結婚式を執り行うためには、ハワイ州に於いてハワイ州から正式に許可を得ていなければなりません。 もし要求された場合は、 あなたの結婚許可書を受ける際の検査の時に 結婚式を執り行う人に彼/彼女のライセンスを提出してもらうように頼む必要があります。 結婚式を執り行う人への依頼について、さらなる情報を得るためには、ハワイ・ビジターとコンベンション・ビューローのウエブサイトを訪れるか、(808) 924-0266 に電話するとよいでしょう。
電話で結婚許可書をの情報を得る
結婚許可書に関する情報は、いつでもどの時間でも電話 (808) 586-4545 に掛けることによって得ることができます。
E-mail で事務所と連絡を取る
vr-info@mail.health.state.hi.us にメッセージを送って下さい。
結婚許可書を申請することが出来る人
- 州内の居住であることやアメリカの市民権を持っていることは、必要とされません。
- 血液検査は必要ありません。
- 結婚するためには、男性女性とも18歳以上であることが必要です。
- 結婚しようとする男性もしくは女性が16か17歳である場合には、両方の両親か保護者もしくは家庭裁判所による承諾書が必要です。 両親や保護者は、ハワイ州の居住者であるひつようはありません。 承諾書の用紙は結婚許可書を発行する代理人 (a marriage license agent) から入手可能です。
- 結婚しようとする男性もしくは女性が15歳である場合には、両方の両親か保護者による承諾書と、家庭裁判所の審査についての承認書が必要です。 両親や保護者は、ハワイ州の居住者であるひつようはありません。 承諾書の用紙は結婚許可書を発行する代理人 (a marriage license agent) から入手可能です。
- 年齢の証明が要求されます。 18歳以下に対しては出生証明書の写しが提出されなければなりません。 19歳以上に対しては、有効な個人証明書(ID)或いは運転免許証の提出が求められます。
(訳者注: アメリカでは運転免許証が個人を特定するのに使われています、外国人の場合はパスポートであれば ID になるはずです。)- お互いにいとこでも結婚出来ます。 しかし、新郎と新婦になろうとする二人の血縁関係が、いとこより近い場合はだめです。
どのように結婚許可書を申請するか
- 新郎新婦になろうとする二人は、結婚許可書を申請する為に結婚許可書を発行する代理人 (a marriage license agent) の面前に、本人達が直接一緒に来なければなりません。 代理人は認められません。
- 新郎新婦になろうとする二人は、必要な年齢を証明する物と要求される結婚同意書や許可書を準備しなければなりません。 婚許可書の申請に先立って、必要とされる書類全てを結得ておく必要があります。
- 新郎新婦になろうとする二人は、正式な申請書を準備し、結婚許可書を発行する代理人 (a marriage license agent) に直接提出しなければなりません。 申請書は、結婚許可書を発行する代理人 (a marriage license agent) から得られますし、またこのサイトからダウンロード出来ます。 郵便やe-mailによる提出では、申請書は受理されません。
- (申請が) 認められれば、申請が完了した時点で、結婚許可書が発行されます。
- 結婚許可書の費用は $60.00であり、申請が完了した時点で現金にて支払われなければなりません。
- 結婚許可書は、ハワイ州内に於いてのみ効果があります、しかしハワイ州のどこに於いても法的に有効です。
- 結婚許可書は、発行日を含めて30日で有効期限が切れます、その後は無効になります。
- もしあなた方が30日以内に結婚しない場合、あらかじめ失効用に準備された封筒(住所が印刷されています)を使って、使わなかった許可書を返却しなければなりません。
- 結婚許可書申請書のダウンロード (PDF)
どこで結婚許可書を申請するか
- ホノルル - The Health Department Building の Room 101 (一階) , 1250 Punchbowl St. (Beretania と Punchbowl ストリートの角), 月曜から金曜まで (祭日は除く), 8:00 a.m. から 4:00 p.m.
- オアフ島の地方及び郊外での、結婚許可書を発行する代理人 (a marriage license agent) の名前と住所と電話番号を知るためには、(808) 586-4544 に電話して下さい。
- その他の島々での、結婚許可書を発行する代理人 (a marriage license agent) の名前と住所と電話番号を知るためには、保健省の支部に電話して下さい。
ハワイ島 - (808) 974-6008 カウアイ島 - (808) 241-3498 マウイ島 - (808) 984-8210 モロカイ島 - (808) 553-3663 ラナイ島 - (808) 565-6411
英語が苦手な人、手続きを自分でするのが面倒な人は、ウエディング・プランナーに頼むと、いろいろ代理でやってくれます。 ただその分、費用がかかることは言うまでもありません。
自分の場合は、