自己紹介

名前 : 三輪 浩司(みわこうじ)
e-mail : miwa9@lambda.phys.tohoku.ac.jp
所属:東北大学大学院理学研究科 物理学専攻 原子核物理研究室
身分:教授

研究について

主に茨城県東海村にある大強度陽子加速器施設J-PARCのハドロンホールで、ハイパー核の研究をおこなっています。通常の原子核を構成する陽子・中性子はアップクォーク及びダウンクォークという最も軽い世代のクォーク3つから構成されています。これらのクォークの次に軽いストレンジクォークを含んだ陽子・中性子の仲間をハイペロンと呼びます。このハイペロンを含んだ原子核をハイパー核と呼びます。このハイパー核の研究からハイペロンと核子の間にはたらく力の解明や、ハイパー核に特有な量子多体系としての側面の研究をおこなっています。
その中でも、我々はハイペロンと陽子を直接散乱させることで、ハイペロンと陽子の間にはたらく力を調べるということをおこなっています。詳細は、こちらのページをご覧ください。

J-PARC広報の方と作った動画

我々の研究に関連した動画をJ-PARC広報の方が中心となり製作してくれました。
「ハイペロンをつくって核力の正体を暴け!」というもので、動画 が公開されています。

研究成果など

  • <投稿論文>負電荷のシグマハイペロンと陽子がラムダハイペロンと中性子に変化する非弾性散乱の測定
  • <プレスリリース> J-PARCハドロン実験施設で奇妙な粒子と陽子の散乱現象を精密に測定
  • <投稿論文>負電荷のシグマハイペロンと陽子の弾性散乱の測定
  • <投稿論文>ハイペロン陽子散乱実験のための反跳陽子検出器の開発


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    講義