Kimiko Sekiguchi

2016

English/Japanese

(update : 2016.4.2)

 



こんにちは。

関口仁子です。

私の専門は原子

核物理学(実験)

です。研究テー

マは、原子核を

形作るチカラで

ある核力を実験

的に解明すること。特に、三つの核子

が同時に作用する時に働く三体力(三体

核力)に興味を持っています。

   原子核の中では、数多くの陽子と中性子(総称して核子と呼びます)が非常に狭い領域に閉じ込められています。その中で働く核力は,これまで湯川秀樹によって提唱された中間子交換理論を基礎に、2つの核子の間を中間子という粒子を交換することで説明される2体力として理解されてきました。近年、実験・理論双方の研究の飛躍的な進展により、核力の理解が大きく変わりつつあります。その中の最重要課題の一つが「三体力」です。

  三体力は,3つの核子間で相互作用する核力です。理論的には、1957年に発表された藤田・宮沢型三体力などが予言されていたのですが、実験による検証が難しい状況が続いていました。この状況を変えるきっかけとなったのが、我々のグループによる重陽子・陽子弾性散乱(3核子系散乱)の高精度測定による三体力効果の発見でした(実験は、理化学研究所加速器施設において実施)。以後、三体力に関する研究は、3核子系の枠を超え、元素合成の解明に必要な中性子過剰核などの性質,また超新星爆発や中性子星と密接な関わりをもつ高密度核物質へと展開されつつあり、その重要性が注目を浴びています。即ち三体力の理解は、未解決の宇宙・天文物理の重要問題と直結しているともいえるでしょう。

 原子核の様々な現象において三体力の果たす役割が注目される中、我々のグループでは、三体力を実験的に明らかにすることを目的とした研究を推進しています。そして最終的には,クォークから星まで統一的に説明する、そういう核力場を築くことを目指しています。

 実験は主に理化学研究所(理研)のRIBF、東北大学サイクロトロンラジオアイソトープセンター(CYRIC)、大阪大学核物理研究センター(RCNP)の加速器を使って行っています。

 私の研究グループでは、新しい(核力の)物理を自ら切り拓きたい・アプローチしたい、と思っている意欲ある若手研究者&学生の皆さんを待っています!

Hello!




  1. 箇条書き項目初めてのグループ旅行に出かけました

  (2016年3月、作並)。

  グループメンバーの写真として更新

  1. 箇条書き項目日本物理学会第71回年次大会で、和田くん、渡邉くん、江藤くん、秋枝さん、中居くん、迎くんが成果発表します。頑張りましょう! (2016年3月 於東北学院大学)

  2. 箇条書き項目日本物理学会誌(2015年12月号)に、関口著の解説記事「核力はどこまで解っているか?ー3体核力の実験的な現状ー」が掲載されました(2015年12月)。表紙の写真は、理研の偏極重陽子イオン源です。情報はこちら

  3. 箇条書き項目東北大CYRICで、偏極ヘリウム3標的によるp+3He散乱実験を行いました。スピン観測量測定の本測定に向けて、大きな進展がありました(2015年10月)。

  4. 箇条書き項目the 21st IUPAP International Conference on Few Body Problems in Physics で招待講演しました (シカゴ, 2015年5月18日〜22日)。

  5. 箇条書き項目理研RIビームファクトリー(RIBF)において190MeV/nucleon 重陽子ー 陽子弾性散乱の測定を行いました(2015年5月8日〜5月16日)。三核子系散乱における三体核力の運動量/スピン依存性を調べることを目的として、我々のグループが進めているものです。この実験は、東北大、理研、九大、宮崎大、東大CNSとの共同実験として実施されました。  実験時の写真はこちら

  6. 箇条書き項目3月フランス渡航について Toshiko Yuasa Lab. の ホームページに掲載されました(2015年4月23日)。こちらです。

  7. 箇条書き項目ミーティング後、グループで花見をしました(2015年4月16日@榴ケ岡公園)。その時の写真をグループメンバーの写真として更新

  8. 箇条書き項目Toshiko Yuasa Laboratory (TYL)  のご支援でフランスに渡航し、下記研究所で講演させて頂きました (2015年3月)。

  9. -Nuclear Physics Division of Saclay

- Institute of Nuclear Physics (IPN, Orsay

  IPN Orsay は、湯浅年子先生がいらした研究所です。私のセミナーの前に、湯浅先生と親交のあったランジェバン夫人(キュリー夫人のお孫さん)がスピーチをして下さいました。セミナーのポスターはこちら

- GANIL

- Linear Accelerator Laboratory (LAL)

  各研究所の皆様、私の訪問を歓迎して頂

  き、セミナー、議論、施設見学 など、大

  変有意義な渡航となりました。 新しい知

  己を得ることができたことも、大きな意

  味があったと思います。

  1. 箇条書き項目渡邉跡武君が日本物理学会年会で偏極ヘリウム3標的に関する発表を行いました (於 早稲田大学, 2015年3月)。

  2. 箇条書き項目第二回湯浅年子賞銀賞を受賞致しました。12月24日に授賞式がお茶の水女子大学で行われ、講演致しました。金賞ご受賞の坂東昌子先生はとてもチャーミングな方。先生のご講演についつい圧倒されてしまいました。JST のプレスはこちら。(2014年12月24日)

  3. 箇条書き項目三回ウィンタースクール・中性子星の核物質で三体核力に関する講義をしました (2014年12月22,23日)。


過去の”近況”はこちら

Introduction


Name :

関口仁子

Major :

原子核物理(実験)

Affiliation :

東北大学大学院理学研究科

物理学科

Status : 

准教授

Email : 

kimiko_AT_lambda.phys.tohoku.ac.jp

(“_AT_”を”@”に置き換えて下さい.)

Address : 

〒980-8578

宮城県仙台市青葉区荒巻字

青葉6−3


About OUR LAB.


  1. 1.東北大学物理学科原子核物理

2.エキゾティック核物理グループ

  1. 3.グループメンバー


About KIMIKO


  1. 箇条書き項目 研究関係 / 業績

  2. 箇条書き項目 履歴など (J-Global)

  3. 箇条書き項目 東北大女性研究者コラム

  〜女性研究者育成支援室〜

  1. 箇条書き項目 東北大学理学部物語2013

  2. 箇条書き項目 私の紹介記事(理研 Navi)


学生の皆さんへ


  1. 箇条書き項目 平成27年度3年生向け

   研究室紹介の資料

  1. 箇条書き項目 ゼミ & 勉強会


LINK


研究関連の国際会議・ワークショップ

  1. 箇条書き項目The 20th International Symposium on Spin Physics -SPIN2012-, September,

2012


  1. 箇条書き項目20回IUPAP少数系国際会議 (FB20), 福岡, 2012 年8月


  1. 箇条書き項目 Mini Workshop “New Aspects of Few Nucleon Interactions”

SAKUNAMI, July 21-22, 2012


  1. 箇条書き項目ECT* workshop

”Three Nucleon Forces in Vacuum and in the medium”

(July, 2011)


  1. 箇条書き項目 International Symposium on New Facet of Three Nucleon Force -50 years of Fujita-Miyazawa Three Nucleon Force (FM50) (October, 2007)


特別講義

  1. 箇条書き項目Machleidt 先生 (July, 2014)

   “Six Lectures of Nuclear Forces ”


学会

日本物理学会

American Physical Society


日本学術会議

日本学術会議若手アカデミー委員会

アカデミー委員会は、日本学術会議内に設置される、30歳から45歳を基本とする若手研究者による組織です。現在、委員をつとめています。

 
Recent Information

2015年5月理研RIBFで行った

偏極重陽子ー陽子散乱実験