楕円フローの図

重イオン衝突の物理を議論するときに欠かせないのは、インパクトパラメターです。 インパクトパラメターは二つの原子核の進行を中心重心系で見たときに進行方向に対する原子核の中心間の距離で定義されます。 インパクトパラメターがゼロなら正面衝突、原子核の半径の二倍だとぎりぎり端と端がかすっていることを意味します。

そのインパクトパラメターの違いで衝突による反応関与部分の初期の形状が異なり(正面衝突なら円形、周辺衝突だと楕円)、その後の系に違いが出てきます。 その説明の為に作ったのが楕円フローの図で、最初にプレゼンテーションで使ったのは第一回日米物理学会合同核物理分科会でした。

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このプレゼンテーションは特にロックもせずそのまま公開しているので、パワーポイントを手に入れた人たちはオブジェクトを簡単にコピーできます。 そのおかげで、QGP探索の研究をしている多くの研究者の手から手へ巡ったらしく、いろんな人のプレゼンテーションでこの図を見ることができます。

特に著作権とか野暮なことをいうつもりはないのですが、心残りが一つだけ。

オブジェクトの中に小さく自分の名前を入れとけばよかった。。

そう、物理屋というのは研究者の間に自分の名前が広まって欲しいモノなのです。 なので、このページに載せている図にはよくよく見ると図の端に小っちゃく名前を載せてます。


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Last-modified: 2017-01-28 (土) 14:42:56 (207d)